育毛剤の選び方プロ

『最近髪の毛が薄くなってきたんだけど、誰にも相談できないや・・・』

もしかするとあなたは、そんな悩みを抱えてこの記事にたどり着いたのかもしれません。

そしてその悩みを解決するために、育毛剤を探そうとしているのかもしれません。

そういうあなたには、漠然とした情報ではなく、具体的で正確な情報を知ってほしいと私は願います。

なぜなら、育毛剤には数多くの種類があり、

『自分に合わない育毛剤を選んだことによって、さらにその悩みが深刻化してしまった…』

ということも往々にしてあり得るからです。

そういった悲惨な事態を未然に防ぐために、この記事では、育毛剤の選び方を徹底的にあなたにご紹介していきます。

• オススメの人気育毛剤とは？
• 原因別でのオススメ育毛剤とは？
• オススメの育毛剤は他の育毛剤とどう違うのか？
• 女性用と男性用って違いがあるの？
• 女性用の育毛剤のオススメは？

など、育毛剤の選び方について細かく迫っていきたいと思いますので、ぜひ最後までご覧いただければ幸いです！

オススメの人気育毛剤８選！

それではまず、オススメの人気育毛剤をランキング形式でご紹介していきます。

具体的な内容や原因別での選び方については後ほど記載いたしますが、はじめに人気育毛剤のラインナップをご紹介しますので、まずはこちらをご覧ください。

育毛剤を選ぶ際の見るべきポイント

オススメの人気育毛剤をご紹介しましたが、実際にあなたが育毛剤を選ぶ時は、いったいどのようなところに注意をもって見ればよいのでしょうか？

ここでは、育毛剤を選ぶ際の見るべきポイントについて、その７点をご紹介していきます。

これから記載することの中には、これまでまったく意識していなかったり、あまり重要視していなかったものもあるかもしれません。

それらにここで気づき、今後の育毛剤選びにお役立てください！

アルコール成分の割合が高すぎないか？

まず１つ目が、アルコール成分の割合をチェックすることです。

アルコールが多いと、肌につけたときに爽快な感覚がありますが、その反面、頭皮に必要な皮脂までをも取ってしまう可能性があります。

アルコールが体にとってあまり良くないということはご存知かと思いますが、それは頭皮でも同じことがいえます。

つまり、アルコール成分がどれくらい入っているのかは、育毛剤を選ぶ際の重要なポイントだということですね。

こちらの記事では、アルコール成分のリスクについてや、成分表の見方などについて詳しく記載していますので、ぜひ併せてご覧になってみてください！

アルコール成分の割合について、さらに詳しく見てみる！＞＞＞

保湿性はどう？

保湿性があるかということも、育毛剤を選ぶ際の非常に重要なポイントです。

なぜなら、頭皮を元気にするには充分な水分を与えてあげることであり、保湿性の有無はそれに直結するからです。

しかし、あまりにも保湿性がある（ベタつきがある）ことで、かえって髪の毛がより薄く見えてしまう危険性があります。

保湿性があることは良いことだと思ってしまいがちですが、ただ単に、『保湿性が高い＝良い』というわけではないのです。

こういったリスクを知っておくことで、ただ単に保湿性が良いということで育毛剤を選んでしまうこともなくなりますね。

保湿性とベタつきのバランスは、ただ髪の毛を生やすことではなく、

• 頭皮を元気に（健康に）すること
• 見た目も美しくすること

など、とても重要なポイントですので、こちらの記事をご覧になり、あなたの頭皮にとってより良い育毛剤を選ぶための参考にしてください。

保湿性の割合について、さらに詳しく見てみる！＞＞＞

予防と促進の両方が期待できるか？

育毛剤を使おうと思った目的は、人によってさまざまかと思います。

もしかしたら、

『年齢を重ねてきたし、髪の毛が薄くならないように予防しよう』

という方もいるかもしれませんし、または、

『最近髪の毛が薄くなってきたから、髪の毛の促進がしたい』

と思われる方もいるかもしれません。

人気の育毛剤には、どちらか一方に偏った効能だけでなく、そのどちらの効果をも期待できるよう作られている場合が多いです。

そうした効果があれば、髪の毛を生やしながら薄毛予防もできますし、薄毛予防をしながら髪の毛を増やしていくこともできますね。

その両方の効果を得たいという方はぜひ、こちらの記事も併せてご覧ください。

予防と促進の両方の効果について、さらに詳しく見てみる！＞＞＞

『医薬品』か『医薬部外品』どっち？

育毛剤は、『医薬品』と『医薬部外品』の２つに分けられます。

このうち、医薬部外品と呼ばれるものは『育毛剤』、医薬品と呼ばれるものは『発毛剤』にそれぞれ分けられます。

医薬部外品（育毛剤）と医薬品（発毛剤）のどちらにも、

• 髪の毛を育てる効果
• 髪の毛を生成する効果
• 脱毛を予防する効果

が期待できますが、やはり大きな違いは、それぞれの名前にもあるように、

• 育毛剤→今ある髪の毛を育て、新しい髪の毛の生成を促進する
• 発毛剤→新しい髪の毛を増やす

ということです。

その選び方によっては、体に影響をもたらす危険性もありますので、こちらはしっかりと理解するようにしましょう。

医薬品か医薬部外品の選び方について、さらに詳しく見てみる！＞＞＞

価格は適正か？

育毛剤を選ぶとき、どのくらいの価格なのかということも、とても気になりますよね。

高いものの方が質が良いとは思っても、なかなか手を出せなかったり、逆に安すぎれば不安になったりと、一体どのくらいの価格のものを選べばよいか、悩んでしまうこともあるでしょう。

長く続けていく上でも、価格というものは非常に重要な判断材料になってくると思いますから、ここはしっかりと抑えておくようにしてください。

育毛剤を使うときに一番大切なのは、

『目先ではなく、長期的な視野で使っていくこと』

です。

目先の効果ばかりを期待してしまったり、効果が出ないとすぐにやめてしまったりでは、あまり効果的な使い方とは言えません。

長く使用していくという点において、『価格』はとても重要ですね。

ご自身の経済状況に見合う商品を選ぶことも、ものすごく大きなポイントです。

こちらの記事も併せてご覧ください。

適正な価格の見つけ方について、さらに詳しく見てみる！＞＞＞

返金保証はある？期間はどのくらい？

メーカーにもよりますが、中には返金保証制度がついている育毛剤もあります。

万が一効果が出なかった場合の予防線として、返金保証があるのはありがたいですね。

返金保証があることで、ある程度リスクを抑えることができます。

効能に大きな変化はないかもしれませんが、自分に合った育毛剤を見つける際は、ここも非常に重要なチェックポイントといえるでしょう。

買う前に、必ずメーカーに確認するようにしてください。

人気育毛剤の特徴とは？

人気の育毛剤にはやはり、ある特徴があります。

これを知っておけば、育毛剤を選ぶ際の目利きポイントとなるでしょう。

逆にこれを知らないことで、自分に合っていない商品を選んでしまったり、またはリスクのあるものを選んでしまったりと、取り返しのつかないことにもなりかねません。

人気の育毛剤はどのように違うのか、また、自分に合う商品はどのようにして選べきなのか、しっかりと抑えておくようにしましょう。

こちらの記事では、そんな人気育毛剤のあるポイントについて簡潔にまとめていますので、ぜひ併せてご覧くださいね。

人気育毛剤の特徴について、さらに詳しく見てみる！＞＞＞

【原因別】育毛剤の選び方ポイント！

それではここで、原因別での育毛剤の選び方を５つに分けてご紹介します。

先ほどもお伝えしたように、

『あなたの薄毛の原因とマッチした育毛剤を選択すること』

が、結果的にもっとも良い商品になるといえます。

ご自身に合った項目については、ぜひ深く理解されることをおすすめいたします。

AGAの方の育毛剤の選び方！

AGAとは、男性型脱毛症のことで、特徴としては、生え際や頭頂部が薄くなることです。

遺伝やホルモンが原因とされており、放っておくと、薄毛がどんどんと進行していくといわれています。

父や祖父が薄毛だった方、または父や祖父ではなくても、親族に薄毛の方が多い場合はこれに当てはまります。

遺伝による薄毛は、

1. 男性ホルモンの『テストステロン』という物質と、『5-aリダクターゼ』という酵素が結びつく
2. 『ジヒドロテストロン』という物質を分泌する

ことで起こります。

つまり、遺伝による薄毛の原因は、

『男性ホルモンのジヒドロテストステロンの分泌量が多いから』

とまとめることができます。

なので、これを防ぐためのポイントは、

1. 飲む育毛剤であるプロペシアを飲む
2. ジヒドロテストロンの分泌を抑制する育毛剤を使う

です。これにより、遺伝による薄毛を防ぐことが期待できるでしょう。

また、『加齢による薄毛』に関しても、遺伝と同じことが原因と考えられています。

加齢により髪の毛が抜けてきたとお悩みの方は、遺伝による薄毛と同じく、

1. 飲む育毛剤であるプロペシアを飲む
2. ジヒドロテストロンの分泌を抑制する育毛剤を使う

を試してみてください。

血流不足の方の育毛剤の選び方！

普段から大きなストレスが溜まっている方は、『自律神経やホルモンバランスの乱れによる血行不良が原因』であると考えられるため、まずは血行を良くするための努力が必要です。

• ベタメタゾン-17
• ミノキシジル
• トコフェロール
• 酢酸トコフェロール誘導体
• ニコチン酸ベンジルトウガラシチンキ

などは血行を良くするための効果が期待できますので、チェックするようにしてください。

また、食事バランスの乱れなど、生活習慣があまり良くないということも、血流が悪くなり、結果的に薄毛の大きな原因となり得ます。

食事からとった栄養は、体を作ることはもちろん、皮膚や臓器、髪の毛にも影響を及ぼしますから、栄養不足になれば、髪の毛の生成をうまく働かせることができません。

また、睡眠不足や過度なストレスも、栄養不足と同様に、髪の毛を含む体のさまざまな箇所に悪影響を及ぼします。

そのため、普段の生活習慣があまり良くないという方は、まずは食生活を整えること、睡眠時間をしっかりと確保すること、ストレスを溜めすぎないことをまず意識するようにしましょう。

それを行った上で、適した育毛剤を使っていくことをおすすめします。

アミノ酸のアルギニン、ミネラル、ビタミンなどの主成分はもちろんのこと、健康な髪の生成や、元気な髪づくりを助ける成分である、

• パントテン酸カルシウム
• ぺんペンタデカン酸グリセリド
• ビオチン

などが含まれているかを確認しましょう。

• ベタメタゾン-17
• ミノキシジル
• トコフェロール
• 酢酸トコフェロール誘導体
• ニコチン酸ベンジルトウガラシチンキ

などは血行を良くするための効果が期待できますので、チェックするようにしてください。

喫煙者・運動不足・頭皮が硬い方の育毛剤の選び方！

『よくタバコを吸う』、『運動をまったくしていない』、『頭皮が硬い』に当てはまる方も、上記の生活習慣が良くない方のポイントと同じ考え方でオッケーです。

上記に挙げた成分に加え、

• センブリエキス
• 塩化カルプロニウム

もチェックポイントです。これらもまた、血行を良くすることが期待できます。

季節による影響が出る方の育毛剤の選び方！

季節によってもまた、薄毛になる原因がたくさんあります。

秋に抜け毛が増えやすいと言われていますが、この原因は、夏に浴びた紫外線がダメージとして蓄積し、それが秋になって抜け毛として現れるからです。

髪の毛を守るためにも、紫外線の強い夏は、帽子をかぶったり日傘を差すなどし、なるべく頭皮に紫外線が当たらないよう気をつけましょう。

また、冬などの空気が乾燥する時期も、頭皮トラブルによって抜け毛の原因となりやすいです。

乾燥対策としては、保湿性の高い育毛剤を選んで使用することをおすすめいたします。

どちらの季節にも共通していえることは、

『頭皮にしっかりと潤いと栄養を与え、外部からのダメージを防ぐ対策をすること』

です。

それに加え、血行を良くすることが期待できる成分を含んだ育毛剤を選ぶとよいでしょう。

• 血流不足の方のポイント
• 喫煙者・運動不足・頭皮が硬い方のポイント

と同様の選び方ですね！ぜひもう一度ご覧ください！

血流不足の方のおすすめ育毛剤はこちら！

喫煙者・運動不足・頭皮が硬い方のおすすめ育毛剤はこちら！

女性ホルモンが低下した方の育毛剤の選び方！

女性特有ですが、女性ホルモンの低下も薄毛の原因となりやすいです。

女性の場合は、薄毛を他人に相談することはなかなか気が引けるという方も多いでしょう。

しかし、薄毛に悩んでいる女性は、意外にも少なくありません。

あなただけではなく、薄毛に悩む女性は数多く存在しているのです。

なので、一人で悩むことなく、女性特有の薄毛についてしっかりと理解し、その解決のために、あなたに合った育毛剤を探していきましょう。

下記の記事もぜひ併せてご覧ください。

女性ホルモンが低下した方の育毛剤の選び方について、さらに詳しく見てみる！＞＞＞

女性用育毛剤の人気ランキングはこちら！

育毛剤を選ぶ際の注意点

ここまで、さまざまな育毛剤やその選び方をご紹介してきましたが、その際に必ず注意すべきポイントについて、以下の３つをご紹介します。

育毛剤選びの失敗は、あなたにとって大きなリスクとなる可能性も少なくありませんので、これらは絶対に見落とさないようにしましょう。

高いからといって良い商品だとは限らない

価格が高いものは良い商品だと思ってしまいがちですが、『（６）価格は適正？』でもご紹介したように、育毛剤は継続して使い続けることが大切です。

つまり、あまりにも高い育毛剤を使ったとしても、継続できなければまったく効果は出ないということです。

もちろん、価格が高いことで含まれる成分が多かったり、多くの症状に対応できたりもするでしょう。

ですが、それが『イコール良い商品』だとは限りません。

• 自分の症状に適しており、
• 経済状況的に買い続けることができる

育毛剤が、あなたにとってもっとも良い商品であるということができるでしょう。

栄養成分をしっかり見る

価格が高い育毛剤には、含まれる成分がその分多いのかもしれません。

ですが、ご自身の症状に適した成分が入っていなかったり、もしくは逆効果になってしまう（副作用のある）成分が入っていたりという可能性もあります。

その育毛剤に含まれている栄養成分表をしっかりと確認してから購入するようにしましょう。

男性用か女性用かをしっかり確認する

男性が女性用の育毛剤を、または女性が男性用の育毛剤を使っても、一概には問題ありません。そのどちらにも、

• 血行促進
• 保湿効果
• 頭皮環境を整える
• 炎症を抑制する
• ヘアサイクルを整える

などの効果がありますからね。

しかし、男性と女性では薄毛や抜け毛の原因が異なるため、含まれる成分もそれに伴って若干変わっています。

例えば、

• 女性は女性ホルモンの低下が薄毛の原因になるケースが多いため、それに対応するための成分調整になっている
• 敏感肌である女性の肌に優しく作用するための成分調整になっている

という具合です。

もう一つのリスクとしては、男性用で医薬品の育毛剤を女性が使うと、重い副作用が出る可能性があるということです。

育毛剤が性別ごとに作られているということは、やはりそれぞれに適した作用があることが期待されているからです。

そのため、男性なら男性用を、女性なら女性用を使用することがやはりベストだといえるでしょう。

女性におすすめの人気育毛剤

では、女性はどのような育毛剤を選べばよいのでしょうか？

ここでは女性用の人気育毛剤について、ベスト3をご紹介します。

何を選べば良いのかに迷った時はまずココを見よう！

ここまでたくさんの内容をご紹介してきましたが、

『結局のところどこを見ればいいのかわからない・・・』

と思っている方もいるかもしれません。

最後に、育毛剤選びに迷った際はココを見るべし！ということで、簡単にまとめてみたいと思います。

この詳しい内容は上記にそれぞれ記載してありますので、ぜひ何度も繰り返し読んでいただき、理解を深めていただければ幸いです。

①医薬品か医薬部外品か？
→医薬品は発毛剤、医薬部外品は育毛剤と呼ばれる。医薬品には副作用がある。

②添加物は入っていないか？
→香料、着色料、防腐剤が入っていないものをなるべく選ぶ。

③アルコールの割合は高すぎないか？
→アルコールの割合が高いと、人体に悪影響が出るおそれがある。成分表の３番目以内に入っていたら要注意。

④自分の症状や原因に適した成分表が入っているか？
→遺伝、季節による乾燥、ホルモンバランスの乱れなど、薄毛の原因はさまざまある。その原因の対処に適した成分が入っているかを確認しよう。

⑤価格は適正か？
→育毛剤は継続して使うことが大事。あまりにも高い育毛剤では、いくら成分が良くても書い続けることが難しい。自分の経済状況を考えた育毛剤を選ぶことが大事。

まとめ〜結局のところ育毛剤の本来の目的とは？〜

今回は、オススメの育毛剤をランキング形式でご紹介してきました。

この記事では、１位〜８位までのランキングをご紹介しましたが、決して

『１位だから最高で、８位だからあまり良くない』

というわけではありません。

ご自身の症状や薄毛になった原因、または経済状況と照らし合わせて選んでいくことが大切です。

ただ、育毛剤はたくさんの種類がありますから、どれを選ぶかはすごく迷ってしまうかと思います。

そういったことを踏まえ、この記事では、薄毛の原因別など細かな選び方についてご紹介していますので、ぜひ何度もお読みいただき、あなたに合った育毛剤を探してみてください。

あなたにとって最高の一本に出会えることを、心からお祈りしています！