育毛剤を選ぶ際のポイントとして、今回の内容は女性特有のものですが、
【女性ホルモンの低下】
もまた、薄毛の原因となりやすいです。
ストレスや老化、過度なダイエット、または副腎皮質ホルモンの減少などにより引き起こる現象ですね。
ホルモンバランスの変化による薄毛
女性の場合、特に出産後や更年期世代の方々は、ホルモンバランスに顕著な変化が見られます。
この女性ホルモンには、以下の2種類があります。
- エストロゲン(卵巣ホルモン)
→女性らしい体づくりをサポートするホルモン。新陳代謝を促して、張りや艶を生み出すことが期待できる。また、気分を安定させたり、毎月の排卵を行う役割もある。
- プロゲステロン(黄体ホルモン)
→子宮内膜を厚くしたり、体温を上げたりとなど、女性の体を守る役割がある。また、妊娠の継続をサポートする役割がある。
他にも、皮脂の分泌を活発にしたり、生理前に感じるイライラや憂鬱などの精神的な状態に影響したりします。
ホルモンバランスが崩れると、女性であっても薄毛は発生してしまうということですね。
女性ホルモンを整える努力を
つまり、女性ホルモンをしっかりと増やしてあげることが、女性の薄毛予防になるということです。
しかし、残念なことに、実は女性ホルモンが配合された育毛剤というのは存在しません。
なぜかというと、女性ホルモンは卵巣から分泌されるものであり、外部からとっても根本的な解決には結びつかないからです。
そのため、女性ホルモンのバランスが崩れて薄毛を招いてしまった場合には、適切な育毛剤を選びつつ、同時に普段の生活習慣を改善していくことが大切です。
- 食事の栄養バランスは良いか
- 適切な運動をしているか
- 睡眠不足になっていないか
- 過度なダイエットをしていないか
など、普段の生活を振り返ってみるようにしましょう。
もしもこれらが疎かになっているのであれば、育毛剤だけに頼るのではなく、まずは普段の生活習慣を整え、その上で、ご自身の症状に適した育毛剤を使っていくことがベストです。
女性の方の中には、『過度なダイエットをしている』という方も多いでしょう。
無理な食事制限をしていたり、さまざまなサプリメントを飲んでいたり、食事が偏っていたり・・・。
こうしたことも、女性ホルモンに影響を及ぼし、結果的にそれが薄毛に繋がってしまう可能性も無きにしもあらずです。
何事もバランスが大切ですから、あまりにも食事量を減らしたり、急激に体重を落としたりすることはあまり良いとはいえません。
『ものすごく体重は落ちたけど、なんだか最近髪の毛がたくさん抜けるようになってきた・・・』
こうなってしまっては、とても悲しいですよね。
なので、普段の生活から『女性ホルモン』という点には意識をし、ご自身の体のためにも、また、大切な髪の毛のためにも、バランスのとれた生活を心がけるようにしましょう。
その上で、あなたにとってベストな育毛剤を使っていくことがベストですね。
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